高畑淳子が失言?!ぽかぽかの不適切発言への批判理由【3選】過去にも!

2024年9月12日の『ぽかぽか』でゲストとして登場した女優の高畑淳子さんが失言をしたようです。

どのような発言が不適切発言として問題があったのでしょうか?

それに対し批判をされている理由を【3選】ご紹介したいと思います。

さらには、過去にも似たようなケースがあったようですので調査したいと思います。

目次

高畑淳子の失言とは?

高畑淳子さんが失言をしたということで、問題になっているようです。

どういった発言をされたのでしょうか?

2024年9月11日のフジテレビの『ぽかぽか』にゲスト出演された高畑淳子さんがその発言に至った経緯はこのような流れです。

①高畑淳子さんが更年期障害により多汗であるため、病院へ行った。

②医者が「ホルモンが無くなってきてるからお薬だしましょう。」と冷ややかな診察に高畑淳子さんが立腹。

③その時の診察場面を「もぅ、牛の屠殺(とさつ)みたいに!」と発言。

④この発言が食肉加工業者への職業差別を助長する不適切な発言ということで翌日、原田葵アナが番組内が謝罪し、発言を取り消し。

高畑淳子

もぅ、牛の屠殺(とさつ)みたいに!

この言葉がなぜ、高畑淳子の失言、また、不適切発言として捉えられたのでしょうか?

理由について深掘りしたいと思います。

高畑淳子の失言が不適切発言と批判される理由【3選】

理由①屠殺業者への偏見?

高畑淳子さんが不適切発言として捉えられた一つの理由は、屠殺業者への偏見を感じさせる言葉であったためと思われます。

屠殺場での作業を淡々と行う流れ作業であるかのように感じさせてしまったことが問題だったのです。

さらには、江戸時代までは仏教の思想として食肉はタブー視されており、

食肉処理や屠殺に関しては被差別部落の人々が行なってきたという歴史

があるようです。

そのため、その思想から現在でも食肉処理に関わる職業の方に対する差別や偏見が問題視されることが多いようです。

理由②屠殺は差別用語!

以前までは、家畜を殺してその肉や皮を得ることを屠殺と表現していました。

ところが現在では、『屠(ほふる)』という漢字は常用漢字ではなく、屠殺という言葉自体が差別用語と考えられており、

と畜

という表現をされるようになっているようです。

言葉というのは時代によって言い改められていくので、その時代に合わせて正しい言葉を使っていく必要性がありますね。

非常にデリケートな問題であると思われます。

理由③医者に対する問題発言?

診察自体が、順番ごとに変わっていく患者という意味では屠殺と同じような流れ作業のように見えてしまうかもしれませんが、これは病院での診察に限った事ではなく、飲食店でも、娯楽施設でも同様であると思われます。

医師のあまりにも素早すぎる診断と処方

に対し、今回の高畑淳子さんはこの医師に対し違和感を感じ、立腹されています。

医師のコミュニケーションの少なさは感じられるため、診察中のコミュニケーションがもう少しあれば、高畑淳子さんもこのような失言には至らなかった可能性は考えられます。

今回の高畑淳子さんの失言に関しては、医師とのコミュニケーションの少なさが問題となって、このような大きな事態へと発展した可能性があります。

ただ、屠殺という言葉に関し、以前にも芸能人が批判されたことがあったようです。

過去にも屠殺発言を巡って問題があった!

筑紫哲也の不適切発言

1989年10月2日のTBSの『NEWS23』の放送で、筑紫哲也さん(2008年没)が差別発言をしたということで問題となったようです。

筑紫は、コロンビアの麻薬問題を取り上げた際、「いま麻薬の値段を吊り上げたら、ニューヨークの街も多分、屠殺場だね」などと発言し、糾弾を受ける事態となった。「筑紫さんに対する糾弾は約1年に及び、毎回100人以上が参加し、時に激しく追及されたと聞いています。一方、業界内では『関西の部落解放同盟から、毎週のように呼び出され、数十人に囲まれて、丸一日、糾弾された』とか、『糾弾の参加者からは毎回、(筑紫に対し)人格が破壊されるほどの激しい罵声や怒号が浴びせられた』などという話が、まことしやかに伝えられていました」(TBS関係者)

引用:文藝春秋

筑紫哲也さんの

「いま麻薬の値段を吊り上げたら、ニューヨークの街も多分、屠殺場だね」

という言葉が不適切発言としてその後1年にもわたって糾弾されていたようですので、筑紫哲也さんに対し、かなり激しく批判の声があがっていたようですね。

1989年なので2024年の現在からすると、約35年前の出来事です。

当時の被差別部落に対する思考の強さを感じますね。

現在のSNSでの反応は?

このように、今回の高畑淳子さんの失言のどこが差別用語だったのか?という声がいくつか見られました。

時代が進んだことで、過去にどういうことがあったのかということを知らない世代も増えてきたためと思います。

今回の高畑淳子さんの不適切発言によって、今後の教訓として言葉選びについては慎重に行っていかなければなりませんね。

まとめ

今回は、高畑淳子さんの失言についてご紹介をしました。

高畑淳子さんに差別意識があったのかどうかはわかりませんが、時代の流れに合わせた言葉遣いは表現者として気をつけてもらいたいですね。

高畑淳子さんの更年期障害の症状が穏やかになり、またドラマなどでの出演を期待したいですね!

⇩『ぽかぽか』の原田葵アナについての記事はこちらです!⇩

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