「はいよろこんで」のギリギリダンスで有名な歌手のこっちのけんとさんが以前、双極性障害であったとの噂です。
本当に双極性障害なのか、また、いつなったのかなど調査したいと思います。
また、鬱の症状がある中で生まれたヒット曲について調べたいと思います。
こっちのけんとは双極性障害だった!
こっちのけんとの病名
「はいよろこんで」のギリギリダンスで有名になった歌手のこっちのけんとさんですが、以前、双極性障害であったと報告されています。
こっちのけんとさんのご本人の投稿です。
以下最近のことを記載しておきます。
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) September 29, 2023
人と関わるのが恐くなってしまい、大きな動きができなくなって早1ヶ月が経ちました。
本当に申し訳ないです。
双極性障害(躁鬱)とのことでした。
何が何だか分からない毎日を過ごしていますが、
何が何だか幸せではあります。…
と書かれてあります。
では、こっちのけんとさんが苦しまれた双極性障害とはどういった病気なのでしょうか?
双極性障害とは?
双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。激しい躁状態とうつ状態のある双極I型と、軽い躁的な状態(軽躁状態)とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。
躁状態では、気分が高ぶって誰かれかまわず話しかけたり、まったく眠らずに動き回ったりと、活動的になります。ギャンブルに全財産をつぎ込んだり、高額のローンを組んで買い物をしたり、上司と大ゲンカして辞表を叩きつけたりするような社会的信用や財産、職を失ったりする激しい状態になることもあります。一方、いつもよりも妙に活動的で周りの人から「何だかあの人らしくない」「元気すぎる」と思われるような軽い状態は、軽躁状態と呼ばれます。
一方、うつ状態では、一日中ゆううつな気分で、眠れなくなったり、または逆に眠りすぎたりします。大好きだった趣味やテレビ番組にも関心がなくなったり、食欲が低下し、おっくうで身体を動かすことができないといった症状もみられます。
このように、双極性障害は
そのため、気分が上がって元気で活動的な姿を見せる反面、憂鬱になり、無関心な姿を見せたりする姿があるようですね。
薬物治療が必須で、再発のおそれもあるようですので、じっくりと時間をかけて治療を進めなければいけないようです。
こっちのけんとさんはかなり辛い療養生活を送られていたのではないでしょうか。
この双極性障害の療養生活を経たいま、音楽家として成功されているので、同じく双極性障害で悩まれている方や家族は勇気をもらえているのではないでしょうか。
そんなこっちのけんとさんが療養中に制作されている楽曲はあるのでしょうか?
こっちのけんとの双極性障害の時に制作した楽曲は?
双極性障害を公表
こっちのけんとさんが双極性障害を明かされた日は、
この前後のこっちのけんとさんの活動を合わせてみますと、次のようになります。
日時 | 出来事 |
---|---|
2022年8月31日 | 初楽曲『Tiny』を公開 |
2022年12月10日 | 『死ぬな!』をリリース |
2023年9月29日 | 双極性障害を公表 |
2024年5月27日 | 『はいよろこんで』をリリース |
双極性障害を公表されてから8ヶ月後に『はいよろこんで』をリリースされていることがわかります。
双極性障害の療養中に『はいよろこんで』を制作?
双極性障害の療養期間について調べたところ、
症状の改善がみられる期間は約3ヶ月と言われていますが、再発を防ぎ、元の生活を取り戻していくためには、数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。
なお、治療期間の目安としては、以下のように時間が必要となります。・十分な休養を取りながら、薬の服用を開始し、うつ病の症状が軽くするための期間
約6〜12週間・安定した状態を維持していく期間
約4〜9ヶ月・徐々に日常生活に戻っていく期間
約1年〜引用:ひだまりこころクリニック
このように記載されてありました。
そのため、こっちのけんとさんが『はいよろこんで』をリリースされたのは、双極性障害を公表されてから8ヶ月目なので、療養中に制作された楽曲ではないかと思われます。
苦しい日々の中にでも、世の中へ素敵な音楽を発表されるこっちのけんとさんのパワーがすごいですね。
また、楽曲制作については家族からの言葉掛けがあったようです。
こちらの記事に経緯が書いていますので、ご覧ください。
こっちのけんと現在は双極性障害を完治?
こっちのけんとさんはまだ療養中?
こっちのけんとさんは双極性障害の症状はどのような具合なのでしょうか?
こっちのけんとさんが病状について2024年7月20日に投稿されていました。
勘違いされてそうなのが
— こっちのけんと (@SuppokoPeppoko) July 19, 2024
僕的には
躁鬱の鬱入りはストレスが溜まるきっかけとかはほぼ関係なくて、
頼んでも無い時間未指定宅配みたいに急にピンポン押されるもので、
アクビとかクシャミみたいに出だしたら止まらんモノなのです
疲れてるとかストレスが爆発してるとかとはまた違う感覚です
まだ症状があるのかもしれませんね。
自分でコントロールできるものでないのが病気ですので、突如辛い症状が押し寄せてくるのかもしれませんね。
無理せず、ゆっくりと療養と楽曲制作に取り組みながら素晴らしい楽曲を届けてもらいたいものですね!
こっちのけんとの思いとは?
『はいよろこんで』の中にはギリギリダンスという言葉があります。
これについてこっとのけんとさんは詳細を語られています。
視聴者からの投稿でギリギリダンスという言葉が英語で
Get it Down!(肩の荷をおろせ)
と聞こえているという声があったようです。
これについてこっちのけんとさんは、構想段階では視聴者のようにGet it Downとしていたようですが、最終的には、
という言葉におきかえ、表記上はギリギリダンスにしたと言われています。
これは、こっちのけんとさんの双極性障害やこれまでの辛い経験から負けじと前を向こうとする強い思いを込めて、この楽曲を制作されたのではないかと思われます。
その楽曲に込められた思いに共感するファンが多くいらっしゃることと思われます。
まとめ
歌手のこっちのけんとさんは、双極性障害を公表されていました。
その辛い療養期間の中でも、『はいよろこんで』を制作され、“ギリギリダンス”という強いメッセージを世の中に伝えられていることがわかりました。
これからもこっちのけんとさんの素晴らしい楽曲を楽しみにしていたいと思います!